ワンタッチフレームへの枠張り方法
スクリーンマスターをきれいに枠張りするコツを教えて!
ゴッコプロ100は、普通のスクリーン版と異なり、マスター(スクリーン)を
製版した後に枠(フレーム)に張る「後張り」方式。
そのため、枠張りの際に原画が伸びたりゆがむ恐れがあります。
特に、多版刷りや直線を含む原稿はゆがむと目立つので、まっすぐな枠張りが重要です。
まずマスターを張る向きに注意します。ツルツルした面を下にして、絵が反転して見えないように張りましょう。
次に、ワンタッチフレームに両面テープで固定していきますが、まずフレームの直線のラインにマスターロールの
ミミにあたる部分(図①)を沿わせてまっすぐ張ります(図②)。
ミミ側から先に貼る理由は、マスターの切断面はほつれを防ぐためにあえて斜めにカットしており、真っ直ぐではないからです。
また枠張りの際、無理にマスターを引っ張ったり伸ばしたりしないこと(図③)。
ゆがみの原因になります。マスターをい引っ張って一度に貼るのではなく、端から順送りにまっすぐ貼りましょう。
慣れるまで難しいですが、練習を繰り返すとゆがみなく張ることができます。